2010年08月22日

母の選択

先日の母との話の中で、


何故、父と離婚をしなかったのか、聞いてみた。



父は、気性が激しくて、


一度怒り出すと、どんどん加速してヒートアップする。

するともう、手がつけられない。


だから、なるべく、そんな事態になったら、


私はじっと、まるで嵐が過ぎ去るのを待つかのように、

何も言わない。はむかわない。聞いていても、聞いていない。

聞いていないのが分かると、またそれで怒られる。


そんなことを繰り返していた。



「お父さんは、感情が自分でコントロールできない人なのよ。

でも、あれでも、昔よりマシになっているのよ。」


私からすれば、

「あれでー?!」って感じであるが、


「それでも、ずっと、お父さんはそれを直そうとずっと自分なりに
努力してきてだいぶ丸くなったのよ。」


何度、私が母に聞いても、母はいつも、そういって父のことをそう言う。



きっと、母の中には、「離婚」という選択はないのだ。


その選択肢がないのは、


母の父へ対する愛情と、自分の両親が心配する、という思いと、

私たちに全部負担がいく、という、

それらがあるかららしい。そう言っていた。




結婚式の時の、両親への手紙の時、


私は、

「母のように、強い女性になりたい」と手紙に書いて読んだ。



小さい頃から、


母は、強い。



とずっと思っていた。思っている。



その強さの奥の、母の愛情にまでは、


いつも目を向けていなかったし、気が付いていなかった。


いや、気が付いていたけど、

母は、父の味方だから、何を言っても、所詮父と同じ意見でしか
話しをしない。


そう自分で決めつけて、


母に、自分の本心を話さないようになった気がする。


そして、両親は、何も分かってくれない。。。


そう思ってきたような。




では、逆に、父と、母がいつも不仲であったなら、どう思ったのだろうか?


母がいつも父の悪口を言うのを聞いて、私が育ったのなら・・・


男性に対して、不信感を持って育ったりするのだろうか?


また、それはそれで、嫌だなあと思う、と思う。



母はいつも、父の味方だ、なんて、


とっても幼稚な判断だったんだと、


今気付く。。。(そんなの書いてて当たり前なのに、書いてて恥ずかしいくらい)


というより、その子どもの頃からの見方のまま、ずっと来てたって
事?!



は~、、、幼すぎる、私。。。


書きながら、グルグル考えて、やっと気付く。


自分が成長しながら、視点を変えて見ていけてたら良かっただけの話。。。

いや~、子どもの頃はしょうがなかったかもしれないけれど、


大人になってから、視点を変えてみてみれば良かったのに・・・


すっとそのまま来てたのねと今気付く。。。凹む。。。

あ~、やっと腑に落ちた。











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Posted by まっちゃ at 11:34│Comments(0)レイキ
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