母の涙

まっちゃ

2009年12月27日 10:56

クリスマスの少し前、


母の弟、つまり私の叔父が、癌である事が発覚した。


それも、一箇所ではなく、
既に、何箇所かに転移しているらしい。

クリスマス頃から、抗がん剤治療が始まった。



息子が、
「ばあば、じいじと喧嘩したから、泣いたんだよ」


と言っていた。


喧嘩などしたとも言っていなかったので、
随分昔の事を、息子が言っているのかと、思った。


次の日、それがじいじとの喧嘩で泣いたわけではない事が、
母の口から告げられた。



息子を預けて私が仕事に行っている時に、

父の母の病院へ、息子を連れて行く道で、

車で泣いたのを、息子が私に話した事だったのだ。



娘である私が何もしてあげない代わりに、

息子は、母の涙を見てあげてくれたのだと思う。



もっと、私が母を想ってあげれば良かったのに・・・

どうやってあげたらいいのだろう。。





同じ日に、主人の伯父も、癌であるとの電話があったらしい。



同じ日に、この病の話を聞いた私達、

ここから何をして、何を学ぶことが必要だろう。

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